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上空オゾン量、紫外線強度が公表された。
具体的な数値で示されると、危機感がさらに増す。

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 気象庁は2007年11月20日、札幌、つくば、那覇--の国内3地点と南極・昭和基地実施している上空オゾン量、地上に到達する有害紫外線強度についての07年10月の観測結果を発表した。
 07年10月の観測による国内3地点の月平均オゾン全量(ある地点の上空のオゾン総量)は、参照値(注1)と比べ、那覇は2.3%増、札幌は1.3%減、つくばは1.1%減を示し昭和基地は参照値より48.2%少なかった。
 また、国内3地点の日積算紅斑紫外線量(注2)の月平均値は、参照値である観測開始(注3)~06年の月別累年平均値と比べると、つくばと那覇で多く、札幌は並であった。このうち、つくばでは、10月の平均値としては観測開始3番目に大きい値の1平米あたり1.55キロジュールを記録した。また、那覇では、10月の平均値としては観測開始以来2番目に大きい値の1平米あたり2.91キロジュールを記録した。
 国内全域の日最大UVインデックス(注4)の月平均値のデータでは、東北の一部と屋久島付近で、参照値である97~06年の月別累年平均値と比べ、UVインデックスの値が10%以上高くなった地域が見られた一方、紀伊半島の一部と伊豆諸島の一部では、参照値よりUVインデックスの値が10%以上低くなった地域があった。
 米国・航空宇宙局(NASA)のアースプローブ衛星のデータと、気象庁の観測値から作成した全世界の月平均のオゾン全量分布について、参照値である1979年から1992年の月別平均値との偏差を解析した結果では、、北米大陸の東岸付近において、参照値に比べ10%以上低い領域が見られた。南極大陸周辺の南緯70度、アフリカ南方の西経10度~統計70度付近において、参照値に比べ30%以上低い領域が見られた。太平洋側の西経160度~西経100度付近において、20%以上高い領域が見られた。【気象庁】

(注1)札幌、つくばは1971~00年、那覇については1974~00年の月別平均値。また、昭和基地についてはオゾンホールが明瞭に現れる以前の1961~80年の月別平均値。
(注2)紫外線が人体へ及ぼす影響の度合を示す量。紫外線が人体に及ぼす影響は波長によって異なるため、280~400ナノメートルの波長範囲について、波長ごとに波長別紫外線強度に人体への相対的影響度を掛け、積算して求める。
(注3)日積算紅斑紫外線量の観測開始は、札幌、那覇が91年、つくばが90年、昭和基地が93年。
(注4)紅斑紫外線量を日常使いやすい数値にしたもの。気象庁では上空のオゾン量データや、気象台やアメダスで観測された気象データなどを基に毎時の数値を推定している。
出典:EICネット
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